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虹診療所

お子さんに多く見られる病気・症状について、家庭でのケア、受診のタイミングなどをできるだけわかりやすくお話しし、お子さんの健康をサポートしていきます。
No  22

冬の小児科受診のコツ

 冬になると、 ①ノロ、ロタウイルスによる嘔吐・下痢症、②RSウイルス、アデノウイルスなどによる気管支炎・肺炎(咳き込み、ゼイゼイ)、③インフルエンザ などが流行し、小児科外来は混雑してきます。そして、乳幼児がこれらの病気にかかると重くなることが多いのです。嘔吐・下痢症は、吐物や便に排泄された病原体が口に入ることで感染し(経口感染)、気管支炎・肺炎やインフルエンザは、咳などで飛び散る粒子に含まれる病原体を吸い込むことで感染します(飛沫感染)。
 この時期に受診すると、待合室で病気のキャッチボールをすることになって、別の病気をもらってしまう心配もあるわけです。このリスクを少しでも減らすためには、病院と患者様みんなでマナーを守り、感染を防ぐ努力をする必要があると考えます。今回は、これに関する私の考え、診療方針をお話します。






 病院側の努力 

・ 定期的な床や椅子の拭き掃除、換気(当クリニックは2回/日以上)
・ 空気清浄機の設置
・ 吐物などの速やかな拭き取り
・ 時間予約制などを導入した待ち時間の短縮
・ 伝染力の強い病気が疑われる患者様の隔離
・ かかりつけ患者様には、簡単なカゼ薬は多めに渡しておき、受診タイミングを説明し、
  出来るだけ受診回数を少なくしてもらう。

 患者様側へのお願い 

・ 伝染力の強い病気との接触があれば、受診時に必ず受付に申し出ください。
・ 汚れたオムツは早めに取り換え、ビニール袋などに密閉してお持ち帰りください。
  (*ゴミ箱内で乾燥すると、病原体が空中に飛散するためです。)
・ 咳が多いときはもちろんですが、予防のためにもマスク着用をお勧めします。
・ 病院から帰ったらすぐに手洗い、うがいはしっかりやってください。
  また、指をしゃぶるこどもは、院内にいる時から時々手を拭いてあげたほうが良いでしょ   う。
・ 待ち時間が長そうな時は、待合室以外(駐車場など)の待機も考慮しましょう。
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